2025年3月23,30日:地元小学生の親子向けワークショップを開催します


プログラミング思考を 親子で学ぶワークショップです。
(注)コンピュータ・プログラミング言語の習得が目的ではありません。

【お子さんに教えられますか?】

 ”物事を分解→立体的に理解→再構築→人に伝える”

 社会人に必要とされる、当たり前の技術。若くしてこれを体系的に学ぶチャンスは、滅多にありません。これを小学3~6年生の親子で学び、子供を導く一助になればと願っています。


【体験型の学習スタイル】

 TV番組の制作(ごっこ)を通して、飽きずに学ぶ構成になっています。コンピュータでプログラミングをせずに、プログラミング的思考を学びます。

 本当に撮影スタジオを用意しています。まばゆい照明を浴び・ビデオカメラの前で演じ…何度も撮影…何度もやり直し…参加者全員で完成させます。

【未経験・苦手な人にこそ】

 長年、”未経験者を業務コンサルタントにまで育てた経験“から、言わせていただきたい。理系に進学したり、プログラマにならなくても、こうした技術は身に着けられます。

 意外だと思えるでしょうが、論理的思考は ”多くの理系出身者でも苦手”です。つまり、だれでも学ぶスタートラインは同じだといえます。

 さぁ、一緒に『新たな技術』を身につけましょう!

【検討ください】

設計基礎 #01:はじめよう

 PCN伊豆では、プログラミングの文法を学ぶだけの 講義は ありません。プログラムは、目的を達成するための 道具です。 重要な「目的」を 理解することに、重きを置きます。 これが 「出来る人・出来ない人」では、将来 あらゆる場面で、雲泥の能力差が開くでしょう。

(頼られる人に)
 必要な情報が ない状態で 取り組むと、うまくは いかないものです。 そのようなやり方では、いつまでも 上達しません。 それが 仕事であれば、頼まれも しないのでは。

(設計とは)
 物事のやり方を 決めることを「設計」と呼びます。 目的達成のために「どのような情報で、どのような状況で、なにをするべきか」を あらかじめ 把握します。 これらを整理し、順序を決めます。 条件や状況により、順序が変わるケースも 考慮します。

(設計の必要性)
 設計が終わると、あとはその通りに プログラミングします。 プログラミングすること自体は、とても楽しいものです。しかし、複雑になればなるほど、大きくなればなるほど、把握することが 難しくなり、ミスが 増えます。 ミスを減らすために、設計が 必要なのです。

 設計は、自分の為だけでは ありません。ほかの人に説明する場合にも、役立ちます。設計は文章だけではなく、記号・図表でも表現します。 単純明快にできれば、他の人の参考になり、共同作業が できます。そうすることで、より複雑で、大きなプログラムを作ることもできます。 人に説明することで コミュニケーション能力が 養われ、一生の 財産になります。

(どう、やるの?)
 設計といっても、色々な方法があります。まずは 既にあるプログラムを眺めて、設計(書)を作ることから、練習しましょう。

 PCN伊豆では、3つの方法を 用意しています。どれも、長所・短所があるので「複雑さ・大きさ」に応じて、使い分けます。

手法解説長所短所
フロチャート上から下へと流れるように内容を記載します・覚えるのが簡単
・世界的に普及している
・情報の流れがわからない
・大きなプログラムには向かない
アクティビティー図フローチャートに似たものです・覚えるのが簡単
・世界的に普及している
・情報の流れがわからない
・大きなプログラムには やや向かない
HCPチャート階層的に記載し、情報の流れも記載します・情報の流れがわかる
・大きなプログラムに向く
・覚えるのが難しい
・普及していない
PCN伊豆で用いる設計技法


(次回の予告)
 第2回目は、それぞれの手法のサンプルに触れ、特徴をつかみましょう。